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いきいき働くシニアの紹介

役割と居場所が、人をいきいきさせる

株式会社 リハビリホーム一歩

所在地:上尾市

事業概要:高齢者理学療法施術、デイサービス

生涯現役実践企業認定日:
平成29年12月22日

コバトン

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〇 お話を伺った人

株式会社 リハビリホーム一歩 代表取締役 阿部 裕一さん

〇 事業内容や会社について教えてください。

 デイサービス事業として、「リハビリホーム一歩」、「アクティブキッチン一歩」を運営し、デイサービスと保育園の併設型施設として「みんないっしょの一歩&いっぽ」を運営しています。「アクティブキッチン一歩」では利用者さんがお弁当を作って販売をしています。

 社員はパート社員と正社員を合わせて60人です。そのうち、14~15人が60歳以上のシニア社員です。最高年齢は78歳で2人在職しています。

〇 定年を廃止した理由を教えてください。

 年齢にこだわりはなく、その仕事ができるかどうかが重要だと考えています。60歳を過ぎても仕事ができる方は大勢いるので、こちらからお願いをして働いていただいているような状況です。

 定年を廃止したとき、社員は「ここをやめるときは(利用者として)ここに通う時だ」と言って笑っていました。

〇 シニアの雇用で気を付けていることを教えてください。

 当施設は、高齢者や幼児などいろいろな人が利用しています。そのため、年齢にこだわらず、人間関係を円滑にできる方を採用しています。採用の際は、協調性やコミュニケーション能力を最も重視しています。



〇 シニア社員と若い社員との違いを感じることはありますか?

 若い社員の方が動きは速いですが、周りを見る力や要領よく仕事をこなすのはシニア社員の方が長けていると思います。



〇 シニア社員の良いところは何ですか?

 シニア社員は、これまでいろいろな分野で仕事をしてきているので、仕事を進めるうえで、良き相談相手になってくれます。 また、あいさつひとつをとっても、シニア職員は冗談を言うのがうまく、明るくあいさつすると場が和みます。30代、40代の職員だと、なかなかそうはいかないです。



〇 シニアの雇用で困っていることはありますか

 年齢と体力のバランスが難しいと感じます。体力は十分でも、年齢によって、やむを得ず仕事の調整が必要ではないかと考えることがあります。

〇 保育園とデイサービスの併設施設など特徴のある施設を運営していますが、こうした取組を始めたきっかけを教えてください。

 利用者さんの様子がヒントになりました。

ボーっとしている人や楽しくなさそうな利用者さんを見て、どうしてだろうと悩んでいました。そんな時、社員が連れてきた子供を見て、その利用者さんが笑顔になったんです。それを見て、デイサービスと保育園を一緒に運営しようという考えに至りました。



〇 「アクティブキッチン一歩」では、デイサービスの利用者さんが働いています。なぜ働いていただくことになったのでしょうか。

 利用者さんが来客者にお茶を出すのを見て、まだまだ働けるのではないかと思ったのが、お弁当を販売する「アクティブキッチン一歩」を開設したきっかけです。

 障害の有無や年齢にかかわらず、みんなが活躍できるということが当社のコンセプトです。

 役割と居場所がないと、人はいきいき生きていけないと思います。ですので、皆さんにどんな役割を持ってもらえそうかを常に意識しています。

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