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彩の国シニア応援大使のコラム(第1回)

2017年7月 3日

※ このコラムは彩の国シニア応援大使の三遊亭鬼丸さんのブログの一部を紹介しているものです

初コラム 彩の国シニア応援大使に就任しました!

掲載日:平成29年7月3日

このたび埼玉県から彩の国シニア応援大使に委嘱された三遊亭鬼丸です。

私が昭和47年生まれの44才、いわゆる団塊ジュニア世代です。父親母親が70才に差し掛かるにあたって我々子供世代からシニア世代(親世代)にエールを送るべく就任させて頂きました。そして今回は、大使として意気込みを語る第1回目のコラムになります。

シニア応援大使として「応援メッセージを」と言われた時のメッセージが「『定年』なんて定めないで年を取らない『停年』を」でした。我々噺家の世界は定年などなく生涯現役です。その中で年を取っていっても新しいネタに取り組み黙々と自分の世界を築き上げていく先輩を見ると、それはまさに全盛期に留まっている「停年」を感じます。しかし一方で年のせいにしながら好奇心と向上心を失い、必要とされる場所を失い、そのくせ若いものに意見をしたがるという精神的な定年を迎える人もいます。

いくつになっても情熱を持ってる人は魅力的です。自分の居場所で目を輝かせ楽しみながら何かに打ち込む姿に年なんて関係ありません。若く見られて喜ぶなんていう薄っぺらい年の取り方ではなく、シニア達の仕事や子育てで成し遂げた経験の蓄積を、今なお時代に合わせて我々の世代に伝えようとしてくれる生き方。そんな活力あふれる人生の先輩にこれから取材を通してお会いできるのが楽しみです。

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