彩の国だよりシニア活躍特集(平成30年3月)
2018年3月13日
シニアには歳を重ね、経験を積んだからこその人生の深みや厚みがあります。それは、「あなたの力」。
これまで続けてきた仕事や趣味などを生かして、これからの人生を輝かせましょう。
活躍するシニアの取材を終えて
私は昨年6月、埼玉県の彩の国シニア応援大使に就任し、二つの仕事に取り組んできました。一つ目は県内の企業や団体を訪問し、仕事やボランティア活動などで活躍するシニアにお会いすること、二つ目は、そこで生き生きと活躍している姿を皆さんにお伝えすることです。
「『定年』なんて定めないで、年を取らない『停年』を」というメッセージを就任時に寄せましたが、今回の訪問を通じて、生き方に「定年」はないと改めて強く感じています。「技術を磨くのに終わりはない」という職人さんのお話は、落語家として深く共感しました。
また、「寄り添うことが助けになる」という、独り暮らしの人をボランティアとして支援するシニアの言葉には、年齢を重ねた深みや重みがにじみ出ています。定年前の仕事とは異なる活動をしている人たちも、話を聞けば、これまでの知識や経験、思いなどが今につながり、輝いています。
もう一度、周りを見渡してみませんか。いくつになっても自分らしく、あなたの輝きを生かせる場が身近にきっとあるはずです。さあ、一歩を踏み出して!