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いきいき働くシニアの紹介

株式会社テラサワ

環境改善機器の未来を目指して、ゆとりある勤務時間で技術開発に挑んでいます

株式会社テラサワ(埼玉県秩父郡横瀬町)

事業概要 水処理設備製造


中畦勲ナカウネ イサオさん(70)
種村則之さん(61)

コバトン

定年を迎えても、気力も体力も充実

株式会社テラサワ

中畦さん 私は定年前、カメラの開発や事務機のメンテナンスなどに取り組んできました。60歳で定年を迎えましたが、気力も体力も充実しており、定年後も技術の仕事を続けたいと考えていました。そんなとき、以前の勤務先の先輩である寺澤防子社長が声を掛けてくれたのです。私はどちらかといえばコンパクトな精密機械を扱ってきた技術者なので、初めて㈱テラサワの製品を見たとき、その大きさに驚きました。しかし、「そのうち慣れるわよ」という寺澤社長のひと言で入社を決意。それから10年間、環境改善機器の開発やメンテナンス等に取り組んできました。


種村さん 私も定年を迎えた後、まだまだ技術者として働きたいと考えていました。寺澤社長から連絡をいただいたのはそんなときのこと。実際に会社を訪問し、産業用ろ過機などの独創的な環境改善機器に触れ、その高度な技術に強く惹かれました。この会社なら、新しい技術開発に挑戦できると考えて入社しました。その判断に間違いはなかったと実感しています。

今までの経験が、現在の仕事に役立っている

株式会社テラサワ

中畦さん 仕事の内容としては、環境改善機器の製品開発・改良、設置現場に出向いて行う製品テスト、製品の定期メンテナンスなど、幅は広いですね。オイルや異物で汚れた水を浄化するための膜式廃液分離装置の膜の洗浄は、私がほぼ専任で行っています。弊社の仕事は機器を開発し、お客様に売れば終わり、という仕事ではありません。定期メンテナンスはもちろん、既存製品の性能を高めるための技術改良も重要な業務です。私は前職で製品の組み立て、開発、さらにお客様先へ出向いて修理などを行うサービスマンの仕事も経験しました。その経験が、現在の仕事に大いに役立っています。


種村さん 私はもともと電気系の技術者なのですが、いまは環境改善機器の開発業務やフォロー、定期メンテナンス、新規顧客への製品デモンストレーションなども行っています。お客様は県外の企業なので、毎月数回、出張して対応しています。私は平成28年に入社したので、まだゼロから開発に携わった製品はありませんが、近い将来、新製品開発にも挑戦し、産業界から注目される環境改善機器を世の中に送り出してみたいと考えています。

働くスタイルを自分たちで決められる

株式会社テラサワ

中畦さん 何でも自分たちでやらなければならないのですが、それがやりがいにつながっています。新製品や新技術の検討、開発から営業、メンテナンスに至るまで、皆で知恵を出し合い、協力して取り組んでいます。業務の全工程に関わっているので、仕事に変化があり、飽きることがありません。ときには壁にぶつかることもありますが、その壁を乗り越えた達成感は格別です。


種村さん 弊社は始業8:00、終業15:00で金曜日は終業12:00です。明るい時間に帰宅できるので、平日も時間を有効活用できます。また、仕事の段取りや休日の取得も社員全員で話し合って決めます。だからこそ、限られた時間の中で、お客様に迷惑を掛けることなく仕事を遂行できるのです。定年もないので、働きたい気持ちと元気があれば、いつまでも働くことができます。このような仕組みも弊社では社員と社長が話し合って決めています。働くスタイルを自分たちで決められる、それも大きなやりがいにつながっています。

やりたいことができる環境に巡り合えたことに感謝

株式会社テラサワ

中畦さん 仕事もボランティア活動も、その第一の目的は健康のためです。この10年、体調が良いのは、毎日、職場で体を動かしているからこそです。また、勤務時間にゆとりがあるため、趣味も積極的に楽しんでいます。自分のペースで過去の経験や技術が活かせる場があるのなら、ぜひチャレンジすることをお勧めします。シニアの皆さん、どんどん社会参加していきましょう。


種村さん 私は技術者なので、ものづくりが生きがいの人間です。技術者としてやりたいことができる環境に巡り合えたことに感謝しています。定年後も活躍できる領域はたくさんありますし、世の中には、シニア世代の実力を求めている場所も数多くあると思います。定年を迎える前に、自分の能力を発揮できる仕事を探してみましょう。きっとあなたに相応しい仕事が見つかるはずです。

株式会社テラサワ

株式会社テラサワ

所在地  埼玉県秩父郡横瀬町

社員数  5名(うち60歳以上5名)

事業概要 水処理設備製造


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