いきいき働くシニアの紹介
出会い、触れあい、気づきあい
大塚 昌子さん(63)
業務:製造補助、広報、まかないづくり
職場:BABAlab(ババラボ) さいたま工房
(埼玉県さいたま市)
(運営:シゴトラボ合同会社)
事業概要 BABAlabなどコミュニティビジネス形成
商品・サービスの開発 赤ちゃん用「抱っこふとん」など
〇 大塚さんの仕事について
【勤務時間】火・水・金曜日の週3日(10時~16時)
【仕事内容】
・赤ちゃん用「抱っこふとん」の製造に使う布の裁断
・BABALab社員が会社に連れてくる子供の見守り
・社員へのまかない調理(金曜日)
☞カレーライスが好評
・会社に対する視察や取材への対応
(写真右上:布に裁断部分のラインを引く大塚さん)
(写真右下:BABAlabの赤ちゃん用「抱っこふとん」)
〇 仕事を始めた経緯を教えてください。
以前は、65歳以上の方へお弁当を配食するなどの有償ボランティアをしていました。
人の役に立てるうえにお金もいただけるなんて、とても素敵だと思っていました。
そして、たまたま参加してみたワークショップでBABAlabの代表の話を聞いて、とても面白い取組みをしているな、
先ほどの私の考えに合致しているな、と感じたため、今の仕事に応募したのがきっかけです。
〇 大塚さんにとって仕事のやりがいとは何ですか?
人の役に立って、喜んでもらえることです。私たちが製造する、赤ちゃん用「抱っこふとん」はまだ首の据わっていない赤ちゃんでも、体を安定させられて、抱っこの受け渡しが安全に行えます。何といっても赤ちゃんが安心できますね。
実際に使ってみたお客さんの喜びの声が、葉書やSNSで直接届くことが嬉しいです。
また、職場において、年上の方が元気に働いている姿を見て、こちらも元気になりますし、
人と出会い、触れあって、色々気づくこともあるのが、やりがいに繋がっています。
〇 確か、88歳の方もいらっしゃると聞いています。
そうです。下は5歳から上は88歳まで集まっています。幅広い世代での交流ができるんですよ。
事前に準備する
〇 シニア世代になって働き方について変わったことはありますか?
年齢のせいにはしたくないですけど、今まで出来てたことが、ちょっとだけ出来なくなったように感じますね。
でも、次の日に使うものを事前に用意しておくとか、持っていく物のリストを作るとか、今まで以上に準備をするようにしています。そういう工夫をすることで、十分対応できていますよ(笑)
楽しんでやれる、興味がもてる
〇 これから働こうとしているシニアにメッセージをお願いします。
みなさん今までは家族のために、一生懸命働いてきたと思います。これからは、自分で楽しんでやれること、
興味が持てることをやってみたらいかがでしょう。実益と趣味も兼ねた形で、やることを選んでいかないと長く続かないと思いますね。今までの人生の中で、そういったものが何かしらあると思います。
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