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いきいき働くシニアの紹介

シニア世代からは仕事が楽しい

鈴木 光子さん(71)


業務:アクティビティ指導

職場:株式会社リハビリホーム一歩 (埼玉県上尾市)

コバトン

仕事を始めたきっかけ・仕事内容

この仕事を始めたきっかけを教えてください。

 前職は病院のリハビリテーション科で作業療法士助手をしていました。社長も同じ病院で勤務をしていましたので、社長に誘われて、こちらで働くことになりました。

 病院ではやることが決まっていましたが、こちらの施設では利用者さん次第でいろいろなことをやります。最初は戸惑いましたが、利用者さんが元気になるのを見ていると楽しくて、気づけば5年ほど働いています。



仕事の内容を教えてください。
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 革細工や籐細工、絵を描くなどの手を使ったアクティビティ全般を教えながら一緒にやっています。それから、ピアノを弾いて歌ってもらうことや体操の指導なども行っています。

やりがいは、利用者さんなどの声

仕事のやりがいを教えてください。

 利用者の方がアクティビティを通じて、「自分にもできるんだ」と自信を取り戻す様子や家族の方が「こんな細工が作れるようになってすごい」と驚く様子を見ると、とてもうれしいです。 

 それから、私の言葉に「勇気づけられました」と御家族から言われ、埼玉県から表彰(コバトンハートフルメッセージ)を受けたことは励みになりました。自分の言葉が相手を元気づけるとは思ってもみませんでした。病院と違って、直接ご家族や利用者さんの声が聞けるのはうれしいです。

 お金のためだけだったら働く必要はないかもしれませんが、仕事をすることで刺激を受けて私自身も元気になっていると感じます。



※コバトンハートフルメッセージ

 心のこもったサービスや模範となる取組を行った介護職員・介護事業所を選び表彰するものです。詳細は以下のリンクから埼玉県ホームページを御覧ください。

介護スタッフ等に対する「コバトン ハートフルメッセージ」を募集

仕事が楽しいと感じるように

シニア世代の働き方で変わったことがあれば教えてください。
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 60歳までは家族のために働いていると思うことが多かったですが、60歳を過ぎてからは、利用者さんと一緒に楽しむようになりました。嘘みたいですが、仕事が楽しいと感じるようになったんです。利用者さんにも楽しんで仕事をしているというのは、伝わっているのではないかと思います。

 こちらの施設では、利用者さんに喜んでもらうために自分の考えたことをやらせてもらえるので、とても良いと思います。

飛び込んでみることが大切

同世代へのメッセージをお願いします。

 まずはやってみること。自分が仕事をしたいと思ったら、その世界へ飛び込むことが大切だと思います。私自身は、あまり考えずに飛び込むタイプなのですが、思ったよりスムーズに物事は進むものです。

 私は社長から75歳くらいまで働いてみてはどうかといわれているので、体の調子を見ながら、75歳まで働きたいと思っています。

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