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いきいき働くシニアの紹介

図面を書くのが好き

福田 満 さん(70歳)


八木建設株式会社

コバトン

仕事の内容を教えてください。

建設の施工管理といって、建設現場で作業員の指揮・監督や、職人と作業内容の調整をしたり、現場の安全管理、工事に必要な人員や資材の調達などをしています。

週4日、フルタイムで勤務しています。

この仕事に就いたきっかけを教えてください。

もともと図面を書くことが好きで、自分に合っているなという感覚があり、生涯の仕事にしました。

定年までは、地元群馬の建設会社にお世話になり、その後は2社ほど建設関係の仕事をしました。その後、引退も考えたのですが、半年ほど休んだときに、「毎日日曜日ではいけない」、「健康のためにも体を動かさないと」と気持ちを切り換え、69歳の時に就職活動をし、現在に至ります。

69歳で就職活動しましたが、入社するにあたり不安などはありませんでしたか?

全くなかったですね。募集内容が、自分がやってきたこと(施工管理、ユニック車(クレーン付きのトラック)の運転など)でしたので、現場に配属になってからもすんなりと仕事はできました。

ただ、自分の子どもより年齢が若い従業員もいるので、言葉遣いや言葉選び、言い方などは気を付けています。皆さん対応が丁寧な会社ですので、会社の雰囲気や伝統を尊重しつつ、自分の経験を生かして貢献したいと考えています。

仕事のやりがいを教えてください。

一から現場を見ているので、日に日に建物が形になっていく過程は感慨深いですね。竣工して足場が取れる瞬間は、とてもやりがいを感じる場面です。 また、現場監督という立場なので、自分の計画どおりに物事が進むこともやりがいを感じます。


シニア世代になって働き方について変わったことはありますか?

週休3日にさせていただいているため、以前より体が楽になりました。通院なども、業務に影響がない範囲であれば、仕事中にもいけるので大変助かっています。

今後は、70歳半ば~77歳くらいまでは働きたいと思っています。健康維持で毎日2キロくらい歩いていましたが、それプラス仕事をして頭を使っていくことが大事だと思います。

同世代の方へメッセージをお願いします。

歳とともに、若いときと同じような動きができない部分もあると思いますので、自分のできる範囲をよく知ることが大切だと思います。今までの経験や知識があると思いますが、それを過信することなく、慎重に物事を判断していくのがいいかなと思います。そして、健康に留意されていくのがいいと思います。

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