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シニアが活躍している企業の紹介

いつまでも雇用したいという気持ち

株式会社 日本工研社

所在地:和光市

社員数:全社員数12名

事業概要:プレス・板金加工

シニア活躍推進宣言企業認定日:
平成30年10月29日

生涯現役実践企業認定日:
平成31年3月5日

コバトン

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〇 お話を伺った人

株式会社 日本工研社 代表取締役 平山さん

〇 事業内容や会社について教えてください。

 事業内容はプレス金属加工と板金です。従業員は12名、そのうち6名が60歳以上です。

 シニアの方には、主に板金を担当してもらっています。板金は、設計書をもとに金属を切り出して、曲げたり、穴をあけたりして加工するものです。プレス金属加工は、板金に比べて危険なので、シニアには主に板金をしてもらっています。

 板金には技術が必要ですが、前職を定年してから未経験で当社に就職して、今ではその人しかできない仕事もあるくらい活躍していただいています。

〇 シニアが活躍するための工夫があれば教えてください。

 勤務時間は比較的自由にしてもらっています。用事や通院などがある場合は、事前に申告をしてもらって自由に休めるようにしています。そうすることで受注の段階で仕事のスケジュールを立てやすいので、こちらとしてもありがたいです。

 それから、体の負担なども考えて残業はないようにしています。

〇 シニアの雇用に関する考えをお聞かせください。

 当社は昔からシニアの方に働いてもらっており、「定年はなくて当たり前」という考えを持っています。私自身も働けるうちはいつまでも働こうと考えていますから、社員も健康管理をしっかりしてもらって意欲があれば、いつまでも雇用したいという気持ちがあります。

 シニア社員は他の社員より体調管理に対する責任感が強く、人一倍気を使っているように思います。その点が、シニア社員の良いところですね。

〇 定年を廃止していますが、従業員の方から反応はありましたか?

 シニア社員が働いていることで、若い社員が「自分も年をとっても働ける」と思ってもらえるようになったのではないかと思います。

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株式会社日本工研社 佐藤春造さん(80)

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