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いきいき働くシニアの紹介

50代未経験から介護の仕事へ

小清水 初江さん(69)


業務:訪問介護ヘルパー

職場:有限会社由祐(埼玉県川口市)


入社後にヘルパー2級と1級、介護福祉士を取得

コバトン

仕事内容

仕事の内容を教えてください。 DSC01737-2.jpg

 訪問介護のヘルパーとして働いています。1日6件程度のお宅を回り、食事や入浴の介助などをしています。1軒あたりは1時間30分程度しか時間がありませんから、料理をしたり、掃除をしたり忙しくいろいろな作業をしています。

 そのほかには住宅型有料老人ホームに入所している方の介護も担当しています。



働き始めたきっかけ

働き始めたきっかけを教えてください。

 都内で経理事務の仕事をしていましたが、50歳過ぎの時に会社が倒産してしまいました。その後、長く働ける仕事を探していたところ、友人の紹介でこの会社に入社することになりました。

 介護の仕事は全くの未経験でしたが、仕事内容は家事の延長のようなものでしたので何とかなりました。ただ、利用者さんの要望に応えるのは今でも苦労しています。

 この会社で約15年働いていますが、社長は時に厳しく時に優しく指導してくださいますので、これまで働き続けることができたと思います。



仕事のやりがいを教えてください。DSC01751-2.jpg

 利用者さんによって置かれている状況は様々です。ヘルパーに介護をお願いすることに抵抗感を持っている方もいます。そういった方とも、介護を続けるうちに少しずつ打ち解けていけることが、仕事を続けるうえでの「救い」になっています。



シニア世代になって働き方で変わったことがあれば教えてください。

 忙しく働いてきたので、気がついたらこの年になっていたというのが正直なところです。

 訪問介護は限られた時間で仕事をこなす必要があるので、今後は体力を考えながら、仕事の割り振りや勤務時間を変えてもらうことも考えたいと思います。

同世代へのアドバイス

同世代へのアドバイスをお願いします。

 皆さんそれぞれ得意、不得意があると思います。いろいろな仕事があるなかで、私の仕事のことも参考にしていただければと思います。

 この仕事を始めたとき、最初は不安感がありましたが、簡単な仕事から始めましたので、徐々に慣れることができました。訪問先も、会社が働く人の性格などを配慮して決めてくれていたと思います。

 働ける間は働き続けてもらいたいという社長の考えがありますので、私自身はできる限り仕事を続けていきたいと思っています。

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